会長挨拶

 

 本会のホームページにアクセスしていただきましてありがとうございます。
 一般社団法人 埼玉県薬剤師会会長の鯉渕 肇(こいぶち はじめ)です。
 本会は、明治28年に創立され、120年の輝かしい歴史をもっており、「薬剤師の倫理の高揚及び学術の振興を図り、薬学及び薬業の進歩発展を図ることにより、県民の健康な生活の確保・向上に寄与すること」を目的として活動しております。
 
私は、2年前に初めて埼玉県薬剤師会の会長に選任され、その責務の重さを感じながら会運営に尽力してまいりました。この期間、無事に会長職を全うできましたのも、会員、役員、事務局職員、加えて関係諸団体の皆様の御支援の賜物であり、まずもってお礼を申し上げます。
 さる618日開催の第92回定時代議員会及び理事会におきまして、会長に再任されました。私への期待を形にすべく、職務に取り組んでいく所存でございますので、会員の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 私が会長に就任した2年前は分業たたきの真最中でしたが、私は就任のあいさつの中で「一つの薬局も脱落することのないような会運営を進めていきたい。」と申し上げました。このような大目標を掲げ今日まで会運営に必死に取り組んでまいりました。
 特に力を入れて取り組んできた事は、「患者のための薬局ビジョン」にある、患者本位の医薬分業を実現するための「かかりつけ薬局・薬剤師の育成」でした。そのために、一人でも多くの薬剤師が地域包括ケアの一員と認められるように、「在宅に出られる薬剤師を増やすためのステップアップ研修、在宅OJT研修」、「無菌室がなくても無菌調剤が実施できるための無菌室の共同利用推進事業」、「健康サポート薬局研修事業」などを積極的に推進してまいりました。
 また会運営では、「会員を増やすための会員入会キャンペーン」、「試験センターの移譲」、「本会の新たな収入源の確保」などの事業を積極的に推進してまいりました。
 これからの2年間は、「本会及び地域薬剤師会の継続的な運営に向けての取り組み」と「オール薬剤師の団結」という二つの柱をたてて職務に取り組んでまいりたいと考えています。
 まず、より効率的な会運営のために、現在2か所に分かれている本会の事務所をどのような形にすることが望ましいか検討し、適切に対応してまいります。
 次に、関係する医療団体、薬剤師団体等と緊密な連携を図り「患者のための薬局ビジョン」で示された「服薬情報の一元的管理・継続的把握」、「24時間対応・在宅対応」、「医療機関との連携」機能を持った「かかりつけ薬剤師・薬局」の実現に向け様々な事業を展開するとともに、現場から離れた薬剤師の支援にも取り組んでまいります。これらの事業は短期間で完成するものではないと考え、中長期的な計画を策定の上、PDCAサイクルの下でその進捗を適切に管理してまいります。
 更には、今後の少子高齢化や社会保障費の増加の抑制などの現状を鑑みますと、引き続き薬局・薬剤師を取り巻く環境が厳しいことは誰の目にも明らかでございます。このため薬剤師の資質向上のための事業強化にも取り組んでまいります。
 最後に、私の理想としている「オール薬剤師」での薬剤師活動を目指していきたいと思っており、若手や女性の会員の方が、本会や地域を問わず積極的に薬剤師活動に参加し、発言できる開かれた薬剤師会を創ってまいります。
 今までの2年間で会員に対する支援事業や、会運営の健全化に関する事業は進展し始めましたが、まだ会の事業として定着していない状況だと考えております。
 そこで私は、自分が取り組みを始めたこれらの事業を確実な形にした上で次の世代に引き継ぐことが私の責務と考えております。
 関係機関、関係団体と連携し、地域薬剤師会の皆様と一致団結して取り組んでまいりますので、引き続き皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。

 
 平成29年6月
                             一般社団法人埼玉県薬剤師会
                              会  長  鯉 渕  肇

Copyright (C) 2015 Saitama Pharmaceutical Association. All rights reserved.